ラレマンドグループの姿勢

ラレマンドでは「人間」「地球」「利益」の3つの項目に基づいて、経済成長と環境の調和に努め、環境保全に取り組んでいます。私たちが社会に提供する解決策の多くは、食物や飼料の廃棄低減や化石燃料の利用削減につながり、環境負荷の抑制に貢献します。
加えて私たちの環境管理指針では、責任ある水の使用、廃水管理、有害物質の放出管理、固形廃棄物の管理、排気や騒音レベルの低減、土壌汚染の抑制、生物多様性の保全、責任あるエネルギー利用などについて規定しています。しかし私たちの環境管理指針は、これらに限定されるものではありません。
私たちはこの指針や操業、決定が生態系に及ぼす影響を評価し改善に取り組むことで、生態系をさらなるダメージから守り、生物多様性の保全に尽力することを約束します。私たちは、1992年に採択された生物多様性条約や2002年のカルタヘナ議定書、2010年に起草された名古屋議定書に記述されている、資源への公平なアクセスと利益配分の原則を順守します。

ラレマンドアニマルニュートリションと持続可能性

ラレマンドアニマルニュートリションは、世界全体の持続可能性に対する今後の課題(生物多様性、気候変動、土地利用の変化など)を十分に認識しています。私たちには、カーボンフットプリントや飼料原料の製造に伴う環境負荷を減らす義務があります。
私たちは製造工程を改善するとともに、その改善によって削減された製品のフットプリント量を測定し、監視していくことを約束します。例えばラレマンドアニマルニュートリションでは、自社の微生物を用いた解決策について、ライフサイクルアセスメント(LCAs)に着手しています。この取り組みによって、対処が必要になる箇所を把握し決定することができます。
自然由来の微生物を活用した私たちの解決策は、畜産と水産養殖の持続可能性の向上に役立ちます。私たちの製品は、動物の生産成績や生理、福祉(例:行動の改善、罹患率/斃死率の低下、生産寿命の改善)、そして粗飼料の保存性に有益であることが認められています。これらの製品を組み合わせることで、畜産における環境負荷の削減に貢献することができます。いくつかの解決策では、例えばアンモニアの排出を減らすことによって、動物と生産者の福祉の改善を助けることが示されています。
ラレマンドアニマルニュートリションは、製品に関する確かなデータをお客様や大切なパートナーの皆様に提供することをお約束します。そして製品が畜産や水産養殖の持続可能性に果たす役割と、その影響度についてご説明いたします。私たちは現在そして未来において、持続可能性は非常に大きなテーマであると考えています。そのため私たちは、十分な裏付け資料を用いてこの問題に真剣に取り組んでいきたいと考えています。私たちの会社の信頼は、科学と証明された結果の上に築かれています。私たちは持続可能性への取り組みにおいても、この基本を忘れることはありません。今まで市場に送り出してきた優れた解決策と製品と同様に、専門知識と段階的な方法論を以ってこの問題に真剣に取り組んで参ります。