レブセルSC
国によっては入手できない製品や、同じ効果を謳えない製品があります。
製品の詳細情報
レブセルSCに用いられている特別な酵母株サッカロマイセス セルビシエ CNCM I-1077は、ルーメン微生物のバランスを整える能力の高さによって、フランス国立農学研究所(INRA)にて選抜されました。
特長
- 生きている酵母
生菌酵母の活発な代謝によって、ルーメン微生物のバランスを整えます。
- ルーメン用に選抜された酵母菌株(サッカロマイセス セルビシエ CNCM I-1077、パスツール研究所にて登録保管)
1000菌株を超えるラレマンド社の酵母コレクションの中から、ルーメンマイクロバイオータ(微生物相)のバランスを整える能力の高さによって選抜された菌株です。その効果は最先端の研究施設で証明されており、60本を超える国際的な科学論文が発表されています。
- 自然由来の酵母株
遺伝子組み換え技術を使用していないため、安心してお使いいただくことができます。
レブセルSCは、欧州において有機農場で使用することができます(EC No 2018/848)。
- 生菌数を保つための特別なコーティング技術「タイタン加工」
ラレマンド社は、酵母の生菌数を保つために特別な特許製法を開発しました。飼料ペレット化などの加工が必要な場合は、熱に耐えることができる「タイタン加工製品」をご用意致します。
期待される働き
レブセルSC給与に期待される働き
乳牛
- 飼料効率の向上:
・乾物摂取量1 kgあたり、50 g~120 gの乳量増加*
*De Ondarza et al., 2010. CASE STUDY: Effect of Supplemental Live Yeast on Yield of Milk and Milk Components in High-Producing Multiparous Holstein Cows. The Professional Animal Scientist 26: 661-666.
- 飼料効率の向上:
・乾物摂取量1 kgあたり、 4 ~ 6%の日増体量の向上*
*Erasmus et al., 2009. A meta-analysis of the effect of monensin or live yeast or a combination thereof on performance of beef cattle. Journal of Animal Science 87 (S2)/Journal of Dairy Science 92(S1)
サッカロマイセス セルビシエ CNCM I-1077の作用機序:
- ルーメン内の繊維消化率を向上:繊維分解菌に栄養素を供給し、増殖を促します。
- ルーメン内pHを適正化:乳酸産生菌と競合し乳酸利用菌を増やすことで、ルーメンpHを低下させる原因となる、乳酸の蓄積を抑えます。
- 新生子牛への微生物の定着を促進:ルーメン内の酸素を除去して、微生物が棲みやすい環境を作ります。
ご使用方法
- 全期間
・離乳時、分娩移行期、泌乳期
・濃厚飼料多給時、繊維多給時
・暑熱ストレス期
※ルーメン環境が変化するのに最大1週間かかり、 概ね3週間以内に変化を目で確認出来ます。