アルコセル
アルコセルは、有機セレンを豊富に含む不活性酵母 (セレン酵母)です。アルコセルに含まれるセレンは、最低98%以上が有機セレン形態をしています。 安定した高い生物学的利用能によって、動物のセレン要求量を満たし、繁殖を含めた生産成績の最大化を促します。
畜種
国によっては入手できない製品や、同じ効果を謳えない製品があります。
特長
- 高い有機セレン濃度
アルコセル中のセレンは、98%以上が有機セレン形態です。アルコセルに用いている特別な酵母株は、植物と同様の仕組みで培地中の無機セレンを取り込み、細胞内で有機セレンに変換しています。 - 有機セレンの理想的な配合
アルコセルの酵母は、セレノメチオニンやセレノシステインなどの複数種類の有機セレン化合物を、自然なバランスで含んでいます。生物学的利用能に優れ、動物のセレン要求量を適切に満たします 。 - 一貫した高品質
ラレマンド社では、総セレン含量とセレノメチオニン含量の両方を製造バッチごとに測定しています。そして分析証明書を発行し、結果を保証しています。
期待される働き
アルコセルの給与に期待される働き
- 適切な抗酸化バランスの維持
セレンは、抗酸化酵素であるグルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)の補因子です。この酵素は、活性酸素種(ROS)による細胞へのダメージを抑制します。 - 動物のセレンの要求量の充足
セレンは、生体機能に関わるセレン含有たんぱく質を合成する上で、必須となる微量ミネラルです。例えば適切な甲状腺の機能の維持、細胞内の酸化還元反応の維持、免疫機能の維持、抗発がん性の維持などに寄与します。 - 最終製品の品質の向上
・乳・肉中のセレン含量の維持
・乳質と肉質の向上(ドリップロスの減少や色調の維持など)
ご使用方法
全期間